訪日のトランプ大統領が安倍首相とゴルフ、迎賓館では拉致被害者家族との面会、そして米国べったりの安倍首相のニュースは、たまたまその頃マラソン大会に参加するため韓国へ来ていましたので、こちらの新聞で読みました。◆今年は北朝鮮のミサイルの実験、それに呼応してJアラートを作動させて列車を一時止めたり、人々に建物の中、又は地下への避難を呼びかけましたがミサイルは日本の上空500kmの宇宙空間を飛び襟裳岬の東2000kmに落下、衆院選挙では大げさに「国難」を叫んで三分の二の議席を獲得。◆そんな不穏❓な雰囲気の中で、12年前に始めた「マラソンを通しての日韓交流」のプログラムにのっとり11月5日にソウルのオリンピック競技場では二万人ものランナーたちと一緒に私たちはマラソンを楽しんでいました。◆ソウルは北朝鮮からわずか30km南に位置しますので、もっと皆がピリピリしていると思っていましたがそうではなく、韓国のクラブの人たちは新聞で小さく伝えられる日本の大袈裟な反応を不思議がっていました。◆月曜日にはソウルの中心地、光化門・米国大使館前に行って、トランプ帰れ!韓国は北朝鮮と穏やかに話し合え!とのグループと、トランプ大統領歓迎!私たちは北朝鮮と闘って死んでもよい!との、二つの団体がにらみ合っているのを見ながら、こちらで読んだ日本の状況との大きな落差を感じました。この夜はこの二つのグループは大デモ行進を繰り広げ、政府は二万二千人の警察官を動員しましたが制圧できず、トランプ大統領は一方通行の道路を逆走して宿舎へ引き上げたとのことでした。◆中露そして韓は北朝鮮との更なる話し合い、米日は戦も辞せずという現状にマスコミも従っていますが、強硬姿勢が事態の解決に導くのか疑問に思います。(「あかつき」147号より転載)