新型コロナウイルス感染者数は高止まりの上、コロナ変異が拡散し、都市部以外の地方でも急拡大しています。重症者は従来、高齢者に多くみられましたが、今や現役世代にも拡大しつつあるため、医療体制は逼迫し、重症者ですら入院できず自宅療養者が急増しています。◆ワクチンはまず2月から始まった医療従事者への接種ですらまだ30%前後しかされて居なく、5月から始まった65歳以上への接種は遅々として進まず政府が意図している7月末までに完了は絶望的です。◆この状況下でも東京オリンピック/パラリンピック聖火リレーは細々と続けられていますが、7月23日から始まるオリンピックや8月24日からのパラリンピックに対する国民の関心は寒々としたものです。首相は「人類が新型コロナウイルスに打ち勝った証しとして実現する決意に何ら変わりはない」と再三述べていますが、それとは反対に新型コロナの方が次々と変化し、ますます感染力を増してゆきつつあります。◆まだ全く始まっていない65歳未満の世代に対する接種がどうなるか、等を考えると人口の70%以上がワクチンを接種し、集団免疫の状態になるのはいったいいつのことか想像もつきません。コロナに打ち勝つ、と言うような大それたことを考えず、コロナとどのように共生していくかを考えざるをえません。◆昨年3月からは、一堂に会して行っていた川柳の月例句会に代えて、投句による「誌上句会」を毎月続けています。このような困難な状況下で投句により参加してくださる方々に、そして3密を避け必要最低限の人数で誌上句会の運営に携わっている方々にエールを送ります。◆まだまだ三密を避け、社会的距離を取り、手洗いし、マスクを忘れず、不要不急の外出を自粛する生活が続きますが「あかつきを抱いて闇にゐるつぼみ」の心境でいましょう。