2017年はトランプ米大統領に世界中が引っ張りまわされた一年でした。特に米朝の軍事対立は極限まで高まりつつあり、米朝の直接交渉を呼びかける中露、韓国に対し、安倍政権はアメリカが緊張を高めて朝鮮を対話に引っ張り出そうとしているのを100%サポートしております。◆マスコミが伝えるシナリオは、米朝の軍事対立の果てにアメリカは朝鮮に予防的な攻撃を加え朝鮮はそれに反撃してまず韓国さらに日本にある米軍基地を攻撃、自衛隊は集団的自衛権に基づき米艦へ給油や防護を行う。二年前に成立した安保法の危険性が現実味を帯びて来たようです。◆核兵器を使用しないまでも、双方の軍隊が偶発的に衝突する恐れもあり、その時は韓国、日本が主戦場になる可能性が大でしょう。米朝双方が核兵器で相手国を直接攻撃する能力を持つと思われる現時点で、アメリカの軍事行動は絶対ないと考えたいですが、トランプ米大統領の出方には予測しがたいことがあります。◆12月25日の韓国東亜日報の社説では「米国が内部的に北朝鮮問題解決のデッドラインを来年3月までと決めたため、韓半島の緊張が高まるのは避けられない展開かもしれない。特に平昌(ピョンチャン)冬季五輪を控えて、北朝鮮は挑発的行動を強化する可能性も高い。」と報じています。◆私たちがするべきことは、いたずらに朝鮮を非難しアメリカの軍事的行動を盲目的にサポートすることではなく、双方を無条件で交渉の席に着かせることしかないと思います。