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あかつき川柳会の10月定例句会は、出席者37名、投句者46名、総勢83名の参加で10月10日に開かれました。今月の「お話」は冬の卜会長が「熊を知ろう」と題して致しました。熊は本来野生動物で山間部に住んでいますがエサの量は無限でないので、生息頭数が限度を超えるとエサ不足となり,エサを求めて人里へ降りてきます。1990年頃は頭数が減少しつつあったので政府や自治体は保護政策をとりました。現在は急激に増えつつありますので適正頭数に管理することが望まれます。
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雨 大久保真澄 選
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(天の句) | 公園は雨だ子犬が離れない | ダン吉 |
| (地の句) | 喪が続くこころの中は雨季さなか | 浩子 | |
| (人の句) | 縁につながる若い二人の雨宿り | 鈍甲 | |
| (佳 吟) | 冤罪の雨が止まない司法界 | 冬の卜 | |
| 失恋はザッと梅雨さ中の気分 | 北朗 | ||
| どしゃ降りの雨にバカヤローと叫ぶ | 浩子 | ||
| 雨よ降れ天に届いて穂がみのり | 一歩 | ||
| 仏壇の位牌に直に雨が降る | 一筒 | ||
| (軸 吟) | 振れば降ったで線状降水帯 | 眞澄 |
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照れ笑い 鈴木 かこ 選
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(天の句) | 土俵上まわし外れた大相撲 | 壽峰 |
| (地の句) | 照れ笑い裸マネキン運ぶ役 | 和織 | |
| (人の句) | コンビニでにっと笑った熊目線 | 一筒 | |
| (佳 吟) | ロボットがついに覚えた照れ笑い | 和織 | |
| 二人してじゃれてほつれておならして | 鈍甲 | ||
| 飛び乗った電車は車庫へ灯を消して | 勝久 | ||
| カラオケの機械故障か高得点 | 敏 | ||
| すれちがう同じバーゲンシャツの人 | 勝久 | ||
| (軸 吟) | はにかんで告白はにかんでイエス | かこ |
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サポート 廣田 和織 選
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(天の句) | 医学賞妻のサポート実を結ぶ | 丈彦 |
| (地の句) | 百寿母介護している傘寿の子 | 渓節 | |
| (人の句) | 自転車補助輪傘寿でまた付けた | 一筒 | |
| (佳 吟) | 精神的なサポートならばいくらでも | 利秋 | |
| べったりと米のサポートポチの役 | 河野正 | ||
| 支え合うどちらが杖か老い二人 | 柾之 | ||
| 老木もボクも支えのいる命 | 誠 | ||
| サポートのやりとりそれが人生と | 光子 | ||
| (軸 吟) | サポ^とを受けて済ませたセルフレジ | 和織 |
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机 (砂) 菱木 誠 選
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(天の句) | まだ森の記憶が残る木の机 | かこ |
| (地の句) | 椅子ひとつ机ひとつの僕の城 | 和織 | |
| (人の句) | 主なき机が少子化を恨む | 冬の卜 | |
| (佳 吟) | 迫真は机挟んでデカと犯人(ホシ) | 欣之 | |
| うしろの正面魔女の机でいいかしら | 史 | ||
| 思春期の机は鍵をかけ自立 | 英雄 | ||
| 必勝の二文字机も武者ぶるい | 千代 | ||
| 爛漫の子ども机にある未来 | 朝子 | ||
| (軸 吟) | 小机ひとつに言葉の海がある | 誠 |
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時事吟 加山 勝久 選
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(天の句) | 右傾化の日本へ忍び寄る軍靴 | いさお |
| (地の句) | 麻生色まとい船出の新総裁 | 福貴子 | |
| (人の句) | 民の血で描く国境だれのため | 良岩 | |
| (佳 吟) | 古ものを解凍したよな党人事 | 太郎 | |
| 連立の話ほんとは待っている | ダン吉 | ||
| まるでわが天下のような麻生さん | 信子 | ||
| 米軍のバシリになるか自衛隊 | 昌芳 | ||
| 踏んばって荒れた田畑に立つ案山子 | 和織 | ||
| (軸 吟) | トランプ流マッチポンプの平和省 | 加山 |




