あかつき川柳会4月句会は出席者36名、投句者48名、総勢84名の参加で、4月10日に開かれました。初参加は三重県伊勢市の奥田悦生さんです。

今月の「お話」はこはりつよし幹事長が「しんぶん赤旗日曜版・川柳欄から」と題して、2025年度の主な選句を紹介いたしました。「光州の悪夢阻止した民主主義」「つかの間の停戦ガザの子の笑顔」「今日もまた何を言い出すトラマスク」「トランプに卑屈が過ぎて恥ずかしい」「国策で瑞穂の国の米不足」「餓死の子も『戦果』だろうかネタリヤス」「働いて働いて働いて民も」「パンプスから軍靴の音がする首相」等々
あんぱん
筒井 啓之 選
(天の句) ガザの子はアンパンマンを待っている 北朗
(地の句) あんぱんをもらい家来になっている 六点
(人の句) あんぱんに夢を見ていた焼け野原 洋次郎
(佳 吟) 牛乳とあんぱんでさあ張り込みだ 眞澄
あんぱんで命繋いだのは昭和 壽峰
叔父が焼く失敗作が嬉しくて 五二
トランプをあんぱんまんよ退治して 一歩
あんぱんが誕生祝いだった頃 いさお
(軸 吟) コンビニであんぱん食って選者する 啓之

立蔵 のぶこ 選
(天の句) 宗教が絡む戦は根が深い いさお
(地の句) 防災が根付く国土になる日本 和代
(人の句) あの世のニュースれんこんの穴覗く 一筒
(佳 吟) 根っからの戦争好きはどもならん 一歩
根の先のいのちが探る平和論 英雄
やりすぎた水で根腐れした子供 眞澄
日本の平和9条あればこそ 勝弘
根腐れをしそうストレス溜めている 浩子
(軸 吟) 根の張った生き方今も模索中 信子
巡り合い
江島谷勝弘 選
(天の句) 一冊の本に進路を決められる 栄子
(地の句) トイレの紙又終点と巡り合う 六点
(人の句) 巡り合いの縁の薄さかまだ独り
(佳 吟) 稀覯本見つけた時の嬉しさよ 一歩
桜には人引き付ける魅力あり 万作
担当弁護士元カノ姉ちゃん 一筒
おお君か冥途で実に久しぶり 高鷲
(軸 吟) ほの字の人と出雲大社で巡り合う 勝弘
約束したいこと
大堀 正明 選
(天の句) 指切りの先へ優しい夢がある 英雄
(地の句) 九条を杖に天竺駆け巡る 春雄
(人の句) 幾百万の約束反故にした戦 鈍甲
(佳 吟) 八十路坂に離婚話はやめてくれ 勝弘
自分との誓い守れぬ不甲斐なさ 丈彦
裏切った罪は一生負うて逝く 洋次郎
ゼウス様人間どもに鉄槌を 河野正
八十五までに婚約する積もり 一筒
(軸 吟) 実るほど頭垂れろと子らに言う 正明
時事吟
こはりつよし 選
(天の句) 大阪城花見の後は彬の碑 一歩
(地の句) 花つけたままで倒れている桜 六点
(人の句) 油ないじいちゃん山へ芝刈りに 心平太
(佳 吟) ボクだって月より遠い星行ける
憲法とペンライト持ち国守り 宍道
日の丸を歪に描けばちょっと来い 征之
ああ無念死んでゆくのは無辜の民 みつこ
イエスの涙イスラエルには届かない 一滴
(軸 吟) アメリカが宗教戦争するイラン つよし