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あかつき川柳会の11月定例句会は、出席36名、投句57名の総勢93名の参加で、11月14日に開かれました。初出席は奈良市の春野 花さんです。
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降りる 坂 裕之 選
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(天の句) | 年寄りの手を引き下車をする茶髪 | 浩子 |
| (地の句) | 役降りて欲しくない人降りたがる | 楓楽 | |
| (人の句) | 心待ち年金降りる偶数月 | 福貴子 | |
| (佳 吟) | 階段を降りると猫も付いてくる | ダン吉 | |
| 一人降り風が乗り込む無人駅 | 真理子 | ||
| 柿の木を降りれば檻と機関銃 | まさひろ | ||
| 跡継ぎが出来て世話役降りられる | いさお | ||
| 交渉が遅々と進まず降りる羽目 | 髙鷲 | ||
| (軸 吟) | ほぼ済んだ免許返納役降りる | 裕之 |
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一丸 八田 灯子 選
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(天の句) | トラの雄叫びひとつになったとき無敵 | 浩子 |
| (地の句) | B型が多くて一丸になれぬ | いさお | |
| (人の句) | 一丸となれば雑魚にもあるチャンス | 朝子 | |
| (佳 吟) | スクラムを組めば何にも怖くない | 北郎 | |
| 困難へ一丸となる家族愛 | 朝子 | ||
| 一丸となって守ろうこの地球 | 志津子 | ||
| 一丸が砕けて散った終戦日 | 六点 | ||
| 笑い声混ざると今日が軽くなる | 良岩 | ||
| (軸 吟) | 一丸となれば出来ます雑魚にでも | 灯子 |
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取り敢えず 居谷真理子 選
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(天の句) | 取り敢えず米はあるので秋刀魚焼く | 崇明 |
| (地の句) | 押し入れでひしめいている「取り敢えず」 | 眞澄 | |
| (人の句) | 離れないようホチキスで止めた恋 | 北朗 | |
| (佳 吟) | スーパーでもやし買ったが何作る | 和美 | |
| 餌がないとりあえず町行ってみよ | 奈津 | ||
| とりあえずあやまってから言い返す | つよし | ||
| 万博は出汁本命はIR | 福貴子 | ||
| とりあえず妹という事にする | 六点 | ||
| (軸 吟) | 目覚めたらニッコリ笑うことにする | 真理子 |
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穴 銭谷まさひろ 選
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(天の句) | ジーズの穴が若さをひけらかす | 眞澄 |
| (地の句) | 穴は窮屈散骨で頼みます | 灯子 | |
| (人の句) | 壁の穴覗けば向こうにも目玉 | はな | |
| (佳 吟) | 違和感が穴に入って出てこない | 史 | |
| ぽっかりと心に穴のあく別れ | 朝子 | ||
| レンコンの穴から除く過去未来 | 浩子 | ||
| 得意だとすぐにふくらむ鼻の孔 | 楓楽 | ||
| 匠には逃げ込む穴は何もない | 冬の卜 | ||
| (軸 吟) | 一人居の鍵穴錆が忍びよる | まさひろ |
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時事吟 鈴木いさお 選
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(天の句) | 軍備は満腹国民は空腹 | 眞澄 |
| (地の句) | いい距離で仲良くしたいクマたちと | 花 | |
| (人の句) | どの総理も初めはやるといった拉致 | はこべ | |
| (佳 吟) | パンダはかわいいヒグマは恐ろしい | 栄子 | |
| 働いて働く転ばぬように総理殿 | 志津子 | ||
| プーチンも妻には頭あがらない | はな | ||
| もたぬ株よりも気になる米価格 | 楓楽 | ||
| 辞退するよな立派な人のいぬ叙勲 | 洋次郎 | ||
| (軸 吟) | 頑張れよ安青錦獅司ウクライナ | いさお |




